ヨーロッパの新聞には高級紙と大衆紙がある

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タイムズ紙はイギリス新聞界の中でどのような位置を占めているのだろうか。

イギリスだけでなくヨーロッパでは新聞について「高級紙」「大衆紙」という言葉が使われる。高級紙とは、政治家、企業の管理職、ジャーナリスト、大学職員、知識人等、社会の指導的立場の人々を読者対象とする新聞で、政治、経済、社会、文化を扱う記事を中心に構成され、見出しなど紙面構成も地味なものが普通だ。クオリティ・ペーパーと呼ぶ場合もある。これに対して大衆紙は、一般庶民を読者とする新聞で、事件、スポーツ、芸能に関する記事が多く、派手な紙面構成を特徴とする。社会階層が明確に分かれているヨーロッパでは高級紙と大衆紙が明確に分かれている。

ヨーロッパの高級紙としては、タイムズ(英)、ガーディアン(英)、インディペンデント(英)、デイリー・メール(英)、フィナンシャル・タイムズ(英)、ル・モンド(仏)、リベラシオン(仏)、フィガロ(仏)、フランクフルター・アルゲマイネ(独)、ズュードドイチェ・ツァイトゥング(独)が有名だ。

大衆紙としては、サン(英)、デイリー・ミラー(英)、パリジャン(仏)、ビルト(独)が有名だ。
タイムズ紙は社会の指導的立場の人々を読者層とするヨーロッパの高級紙の中でも最も歴史の長く、ヨーロッパの高級紙を代表する新聞である。

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